「ワークスタイル改革によって変わる「農」とランドスケープ」開催しました!

【実施概要】
主 催:ランドスケープ経営研究会
共 催:(一社)日本公園緑地協会
    NPO法人 Green Connection TOKYO
概要:
都市農地とこれを含む地域では、農地や地域の経営を考えていく必要があり、これによって農家、地域住民、行政、民間事業者ら全てに利益を生み出し、コミュニティを醸成するとともに、農的土地利用とランドスケープを保全していくことが可能になると考えられます。ワークスタイル改革で新しい時代が到来することによって、都市農地とこれを含む地域に利益を生み出す仕組みが見えてきます。
今回のフォーラムでは、その可能性について、都市農地の経営に焦点をあてつつ、まちづくり全体のソリューションとなる方向性について議論したいと思います。
日時:2019年3月19日(火) 13:30~17:30
会場:内田洋行ユビキタス協創広場CANVAS
参加者:70名
プログラム:
■基調講演
 農のランドスケープの新たな展開  横張 真
■話題提供
 企業におけるワークスタイル改革への取り組み  今井 純
 農の風景育成地区を活用した
 農とランドスケープのまちづくりの推進 米田 剛行
■事例報告
 都市農業の支え手を育てる練馬区農の学校
               長嶺 利樹/五十嵐 透
 農の未来をもっと面白く!       小野 淳
 -都市のライフスタイルを変える農ビジネス-
■グループディスカッション
 パネリスト:横張 真 金清 典広
 コーディネーター:佐藤 留美

【実施報告】
ランドスケープ経営研究会(LBA)によるフォーラム「ワークスタイル改革によって変わる「農」とランドスケープ」が開催され、Green Connection TOKYOが共催として参加した。70名もの参加者があつまり、「農」とランドスケープというテーマへの関心の高さが伺えた。
はじめに横張氏から、都市における農について基調講演が行われ、国際的に注目されている「SDGs」についても語られた。話題提供では、今井氏からは三菱地所におけるワークスタイル改革の取り組み、米田氏からは「農の風景育成地区制度」を中心に、農や緑地に関する制度と各地域での活用状況の話があった。さらに事例報告として、長嶺氏と五十嵐氏、小野氏から農に関する先進的な取り組みが紹介された。
最後は、パネルディスカッションを変更し、グループディスカッションを行った。「ワークスタイル・ライフスタイルが変わる中で、都市の農をベースに、どんな仕事が考えられるか?どんな暮らし方が想像できるか?」をテーマに議論し、各グループの発表では様々な立場の参加者からのアイデアを共有できた。終了後も積極的に名刺交換をする姿が見られ、有意義な交流の場となった。