【開催趣旨】
20世紀初頭に西欧で始まった近代的な都市計画は、都市を周囲の農村地帯から明確に分離することで、都市開発と農業生産の双方における効率化を目指した。今日の世界中の都市は、総じてこの二分法的な土地利用の在り方をベースとしている。しかし気候変動に伴う自然災害の深刻化への懸念等を背景に、世界の都市では今、都市のレジリエンスを高めうる新たな都市計画概念の展開が求められている。
こうした中、近年では農地や農的活動を再び都市に導入することが、ニューヨーク、トロント、ロンドン、東京を含む世界各国の都市において、新たな潮流となっている。都市における農地/農的活動は、未利用地を活用したコミュニティ・ガーデン、起業家による屋上農園、都市周縁に残る伝統的農業などを含み、その機能は食糧生産に留まらず、生態系サービスの提供、荒廃した都市コミュニティの修復など、都市のレジリエンス強化に大きく寄与する。
特に東京には既存の農地や農用林が数多く点在しており、これは世界的に見ても非常に珍しい都市の形態である。しかし都市開発等により、これらの緑地は年々減少しており、危機的な状況でもある。これらの緑地を存続させ、そのポテンシャルを引き出し、適切に利活用することは、東京のみならず、国内外において持続可能な都市の在り方のモデルとなりうると考える。
そこで本ワークショップでは、世界各国の緑農住まちづくりに関わる研究者、自治体職員、農家、住民らが一堂に会し、都市における農にかかわる諸活動や、農地によって形成されるボーダーレスな農住混在ランドスケープの可能性を議論し、持続可能な緑農住まちづくりの在り方を構想することとした。
【実施内容および成果】
世界各国の緑農住まちづくりに関わる研究者、自治体、大学研究者、民間研究者、民間企業、NPO、農家など、緑農住まちづくりに取り組むキーパーソンが集まり、持続可能な緑農住まちづくりの在り方を構想する国際ワークショップを開催した。ニューヨーク、トロント、ロンドンからの専門家を招き、多くの都市農業関係者が参加するイベントとなった。12月2日(月)はシティラボ東京にて、「食」「ライフスタイル」「空間デザイン」の3つのテーマについてのトークセッションとポスターセッションを実施。スタッフ含め111名の参加者で盛り上がり、それぞれのトピックについて今後の方向性や、海外から見た東京の状況の強みなどが明確となった。3日(火)午前は60名の参加者とともにエクスカーション(こくベジ見学ツアー)を実施。「こくベジプロジェクト」に関わる国分寺市内の農地の現地視察を行った。午後には77名の参加者が集まり、日立製作所中央研究所”協創の森”にて施設内の見学とワークショップを行った。日立の取り組みやこくベジについての取り組みが紹介された後、緑農住まちづくりに関するトピックをワールドカフェ形式でディスカッションを行った。
都市における農にかかわる様々な活動や、農地によって形成されるボーダーレスな農住混在ランドスケープの可能性、持続可能な緑農住まちづくりの在り方を議論することができた。日本の都市農業の特性を、広くアピールすることができた2日間となった。
【実施概要】
・日 時:令和元年12月2日(月)、3日(火)
・会 場:2日 シティラボ東京、3日 (株)日立製作所中央研究所“協創の森”
・主 催:東京大学緑農住プロジェクト研究チーム、NPO 法人Green Connection TOKYO
・後 援:国分寺市、東京都農業協同組合中央会、東京むさし農業協同組合
・協 力:緑農住まちづくり研究会、こくベジプロジェクト検討会議、NPO法人NPO birth
・参加費:2日1000円、3日午前 1000円(昼食代込み)、3日午後 無料
・定 員:2日80名、3日50名
・参加者:2日 111名(スタッフ12名、研究者21名、行政20名、企業・NPO32名、農家5名、学生21名)
3日午前 60名、3日午後 77名(スタッフ9名、研究者14名、行政11名、企業・NPO 18名、報道機関3名、農家6名、学生16名)
<1日目スケジュール>
13:10- 受付
13:30- 13:45 ご挨拶、研究会紹介
13:45- 14:15 海外ゲスト 紹介
14:15- 14:35 ポスターセッション① 兼リフレッシュタイム
14:35- 15:25 トークセッション①Food
15:25- 15:45 ポスターセッション② Lifestyle 兼 リフレッシュタイム
15:45- 16:35 トークセッション② Lifestyle
16:35- 16:55 ポスターセッション③ Spatial Design 兼 リフレッシュタイム
16:55- 17:45 トークセッション③ Spatial Design
17:45- 18:00 まとめ・閉会
18:15- 20:00 交流会
<2日目スケジュール>
9:30- 11:45 国分寺エクスカーション
11:45- 13:00 ランチタイム(JA東京むさし国分寺支店)
13:30- 14:00 日立製作所中央研究所の見学
14:00- ワールドカフェ・ワークショップ
14:15- 15:15 ご挨拶、エクスカーションの報告
日立・こくベジの取り組みについて
15:15- 15:30 ワールドカフェの進行説明
15:30- 16:00 グループセッション1
16:00- 16:15 リフレッシュタイム
16:15- 16:45 グループセッション2
16:45- 17:25 シェアタイム
17:25- 17:30 閉会のご挨拶
【海外ゲスト】
ビル・ロサッソ(ニューヨーク市 公園局グリーンサム部長)
ネヴィン・コーエン(ニューヨーク市立大学大学院 公衆衛生・健康政策学専攻 准教授)
アンドレ・フルヨン(ブライトン大学 建築学専攻 教授)
ロンダ・テイテル=ペーン(NPOトロント・アーバングロワーズ コーディネーター)
ジェームズ・クーンズ(NPO トロント・アーバン・グロワーズ コーディネーター)
【参加自治体・企業等】
●自治体・指定管理者等
国土交通省、東京都、国分寺市、西東京市、日野市、町田市、千葉県松戸市、西武・武蔵野パートナーズ
●企業・NPO等
東京都農業協同組合中央会、東京むさし農業協同組合、全国農協青年組織協議会、日立製作所中央研究所、株式会社エマリコくにたち、東邦レオ株式会社、一般財団法人 都市農地活用支援センター、株式会社 農天気、NPO法人NPO birth、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社、株式会社日比谷アメニス、株式会社竹中工務店、北部緑地株式会社、有限会社 岡部造園、一般財団法人 日本不動産研究所、株式会社三菱地所設計、株式会社ポリテック・エイディディ、株式会社URリンケージ、公益財団法人 練馬区環境まちづくり公社、リュエル・スタジオ有限責任事業組合、こくベジプロジェクト検討会議、公益財団法人戸田育英財団、清水建設 技術研究所
●大学・研究所
東京大学、千葉大学、筑波大学、武蔵大学、一橋大学、総合地球環境学研究所
●報道機関
都政新聞、J:COM
●農家
練馬区、国分寺市、三鷹市
<1日目開催報告>
「食」「ライフスタイル」「空間デザイン」の3つのテーマについてのトークセッションとポスターセッションを交互に実施した。
●プログラム
*セッション1: Food 食
東京の都市農業は「食」の観点からどのように評価できるか。それは大量生産による食料自給率向上といった論調とは異なる評価となりうる。また、災害時の一時避難や、有機野菜の供給、希少品種の栽培などの特化したマーケットニーズに応えるものかもしれない。こうした東京の都市農業が持つ「食」の価値について議論する。
<ポスター発表>
・都市農業の地場流通における中間支援機能について
・「農」でまちをプロデュース ~”こくベジ”プロジェクトの広がり~
・東京におけるコミュニティ単位で成立する都市のフードシステム
・首都圏における緑地の防災的充足度の把握
・防災機能としての都市農地の活用
*セッション2: Lifestyle ライフスタイル
都市の中にある農地は、農作物の生産だけではなく、人と農の新しいつながりをももたらす。特にテレワークや副業が奨励される現代では、暮らしの一部で農に触れあうライフスタイルが注目される。こうした農あるまちを舞台にした、未来の「ライフスタイル」について議論する。
<ポスター発表>
・活動量計およびアンケートによる体験農園利用者・農的活動参加者の健康度の測定調査
・カナダ・トロント市の多民族コミュニティ・ファームにおける移民の”役割変化”分析
・勝手耕作の強制撤去に関する一考察
・農住混在市街地における農園と関わる「『農』ある暮らし」の実態
・都市と郊外のスキマ-テレワークによる新しいライフスタイル-
・住宅街の農地を使った子育て支援と多文化交流
*セッション3: Spatial Design 空間デザイン
農は都市にあるべきものと位置づけられるようになった。今後の郊外での暮らしは、農の持つ食生活やライフスタイルに関する豊かさを最大限享受するものとして構想される。どのような空間であれば、そうした豊かさを引き出せるか、農あるまちの「空間デザイン」のあるべき姿について議論する。
<ポスター発表>
・大都市圏における農住混在の空間形態に関する研究
・都市部の緑農住まちづくりに対する居住者の認識を探る
・農住混在市街地における農地と宅地のインターフェース
・持続可能な都市農業を支える都市制度
・持続可能な都市農業を支える地区計画
【トークセッション】
シティラボ東京にて、スタッフ含め111名の参加者国内外における緑農住まちづくりの最新動向に関する意見交換を行い、3つのトピック「食」「ライフスタイル」「空間デザイン」を中心に、セッションを行った。国内外研究者らによるディスカッションにより構成され、逐次通訳付きで進行した。
<トークセッションの内容抜粋>
・トロントでは、コミュニティセンター的な機能を持つようなコンビニがビジネスとして始まっている。コンビニにコミュニティガーデンを設置する動きも見られている。ニューヨークでは、狭い地域に対してだけではなく、地域全体に供給するネットワークの一部として機能してきている。日本でも、東京全体に対するネットワークを考える必要がある。もともとコミュニティーガーデンは中央集権の対極にあったが、今は地域の様々な組織が価値を見出し集まってくるようになってきている。
・気候変動や自然災害といった非日常の側面は、日常のコミュニティのハブとしての機能があってこそ生きてくる。それには地域のプランナーや行政側のサポートも必要。資金の確保も重要で、トロントのように新たなビジネスを導く取り組みも有効なはず。
・家庭菜園を行う方からプロの農家まで、都市で農に携わる様々な主体がある。日本では、農家の方が様々なライフスタイルを地域住民に提供してきた歴史があり、そういった背景をもとに都市農家が成り立っているという点が欧米とは異なっている。農家は、土地を神聖なものとして意識しながら耕してきた。一方で、地価の高い都市で農業をやるためには、様々な機能を発揮させ、ライフスタイを提供させないと社会から認められないと危機感を持っている農家もいる。日本では農家自身がコミュニティの核となり、中間組織が行政との間に入っていないケースが多い。中間組織が必要なのか、必要でないケースはあるのか、継続して議論していく必要がある。
・日本でも欧米でも、都市の中に農はあるべきものと理解されているが、日本の農地は、宅地が進んだ中にまだ残っているという位置づけになっている。それに対し欧米では、市街地と農村が明確に分けてきた中に空地ができ、農が新しく導入されている状況となっている。
・デザインや災害リスク、ランドスケープなど、様々な分野を統合して考えるべき。都市農業の問題が複雑多岐にわたるが、違った国々での経験を通じて、理解を深めることができる。
【ポスターセッション】
ポスターセッションでは、学生の研究内容や緑農住まちづくりに関連した演習等について、16種類のポスター掲示と発表(日英併記)を行った。それぞれのトピックについて、今後の方向性や、海外から見た東京の緑地の強みなどが明確になったセッションとなった。海外ゲストからは、「ニューヨークでは緑地のほとんどが公有地であるのに対し、日本では大半が私有地であるという違いを認識するべき。都市農業が非常に多くの可能性を持っていることは印象深く、それを再確認できる場となった」という意見をいただいた。東京の都市の中に「農」がある意味を、国際的な視点からも確認することができた。
<ポスター発表リスト>
・都市農業の地場流通における中間支援機能について
・「農」でまちをプロデュース ~”こくベジ”プロジェクトの広がり~
・東京におけるコミュニティ単位で成立する都市のフードシステム
・首都圏における緑地の防災的充足度の把握
・防災機能としての都市農地の活用
・活動量計およびアンケートによる体験農園利用者・農的活動参加者の健康度の測定調査
・カナダ・トロント市の多民族コミュニティ・ファームにおける移民の”役割変化”分析
・勝手耕作の強制撤去に関する一考察
・農住混在市街地における農園と関わる「『農』ある暮らし」の実態
・都市と郊外のスキマ -テレワークによる新しいライフスタイル-
・住宅街の農地を使った子育て支援と多文化交流
・大都市圏における農住混在の空間形態に関する研究
・都市部の緑農住まちづくりに対する居住者の認識を探る
・農住混在市街地における農地と宅地のインターフェース
・持続可能な都市農業を支える都市制度
・持続可能な都市農業を支える地区計画
ポスターセッション用に作成したこくベジについてのポスター(クリックすると拡大します。)
【交流会】
引き続きシティラボ東京内で、参加者、ゲスト、スタッフの交流会を行った。ケータリングサービス「Mo:take(モッテイク)」を利用し、鮮やかに盛り付けられた野菜中心のフードを提供した。69名が参加し、緑農住まちづくりに取り組む様々な参加者と交流を深めることができた。
<2日目開催報告>
【国分寺エクスカーション】
「こくベジ見学ツアー」として、武蔵野らしい木立が残る国分寺市内の農地視察が行われた。約60名の参加者とともに、市民農園や農家など、こくベジプロジェクトに関わる施設等を視察した。
〇見学ルート
・西国分寺駅付近集合
・市民農園
・中村農園
・中村秀雄氏の農地
・JA東京むさし
・佐藤農園
・日立製作所中央研究所
農地の庭先直売場は海外ゲストの高い関心を集めた。国内の参加者からも、「住宅地の中に美しい生産緑地と販売所が一体として存在し溶け込んでいることに驚きました」といった声をいただき、東京の都市農業の実態を、実感を持って体験していただくことができた。
【ワールドカフェ等】
午後は、市内で日立中央研究所“協創の森”にて、午前に行ったエクスカーションの報告、日立製作所と「こくベジ」取り組みの紹介が行われた後、ワールドカフェを実施した。全体を5チーム(8~10人/チーム)に分け、テーブルごとに「レジリエンス」「ウェルネス」「コミュニティ」「半農半X」「土地利用・都市デザイン」をテーマとして設定した。参加者は好きなテーブルに参加し、それぞれのテーマについて30分間×2回の議論が行われた。アイデアや意見が活発に交わされ、参加者からは「あらためて、都市農業・農地の将来の可能性を感じる事ができた。」という意見をいただいた。
●プログラム
〇エクスカーションの報告
〇日立製作所中央研究所“協創の森”の取り組み紹介
〇こくベジの取り組み紹介
〇ワールドカフェ
*グループ1: レジリエンス/ Resilience
自然災害への備えとして都市農地は、より小さな単位のフードシステムの構築などに貢献する可能性がある。このグループでは、単なる空地としての機能にとどまらずに、都市の農地がいかに地域のレジリエンスを向上しうるか議論する。
*グループ2: ウェルネス/ Wellness
都市農業とウェルネスの関係は、農的活動を通じた身体的健康への寄与、新鮮な野菜による栄養の獲得、交流を通じた社会的健康の向上など、多様な切り口で語ることが出来る。このグループでは、様々な面で健康を促す都市農業の可能性を探求する。
*グループ 3: コミュニティ/ Community
都市農業には、多様なコミュニティに所属する人々が繋がり、新たな相互作用を生む可能性がある。それは例えば、コミュニティの修復や多様性の向上に寄与するかもしれない。このグループでは、都市農業がコミュニティに果たす役割を議論する。
*グループ 4: 半農半X / Half-farmer half-X
農地が都市の中に存在する事は、働きながら農を嗜む生活を実現可能にする。こうした半農半xと言われるライフスタイルは、農と生業の双方によい関係が生まれる事が期待できるだろう。このグループでは、半農半xのポテンシャルや実現可能性について考える。
*グループ 5: 都市デザイン・土地利用/ Urban Design and Land Use
都市の農地は、かつて宅地化すべきものと捉えられていたが、現在では都市に不可欠なのもと捉えられている。その結果として空間計画は、農村と都市の関係性を築くという、新たな時代に突入したといえる。このグループでは、農地を包含する都市空間のデザイン方法について考える。
<発表内容の抜粋>
・農地の持つ、避難場所・食料供給などの機能が防災面で注目されている。緊急的に避難する場所として機能する可能性、地域住民に優先的に食料供給できる可能性(市とJAの協定によって位置づけられる例もあり)があるほか、仮設住宅用地として使う議論も行われている。
・農と健康の関係について。WHOは健康の3要素を、フィジカル、ソーシャル、メンタルと定義している。フィジカル面では農園参加自体が運動の機会となり、ソーシャル面では体験農園での活動がコミュニケーション手段となり、メンタル面では緑にふれることが癒やしになるなど、農には健康につながる様々なメリットがある。
・緑農住のいいところは、景観の良さ、季節を感じられること、新鮮な野菜を食べられることなど。改善したいところは、相続問題による農地の縮小、住宅地との風景のミスマッチ、落ち葉や臭いなどの住民トラブル、日陰の少なさなど。解決するためのアイデアとして、一般の人が入りやすいオープンなデザインにする、地区単位のグランドデザインを描き直す、公園の中で農業を行う、住民と農家の交流イベントを行うといった意見が出された。
・東京の自給率は1%と低く生産量は多くないが、身近な場所に農地があることで多面的な機能が生まれる。それを農家にも理解してもらえるといい。
【アンケートより】
【12月2日】
・様々な視点、着眼点の研究、事例、提案を知れて良かった。食→ライフスタイル→空間デザインという流れで、改めて整理されて分かりやすかった。
・ポスターセッションでは、研究された方から直接詳しい話を聞けるので、理解が深まってよかった。トークセッションでもまとまりがあって、分かりやすかったです。海外の農や住についての動向や考え方を知る機会が今まで少なかったので、今回参加できて良かったです。
・ポスターセッション、ワークショップとも、自由空間で新しい形式でとても良かったと思います。参加者同士が近く、気軽に情報交換ができました。ありがとうございました。。
・学生、研究者の方々の多様な視点に感心いたしました。農家自身としては、どうすべきか考えさせられました。
・the format was interesting and it worked. All 3 session chairs were excellent. If they were not,there could have been problems.
・様々な立場の方が集まっていて、「農」への注目度の高さを改めて感じた。
・今までいろいろ触れたり考えていたことを、3つの論点として提示していただき、状況を整理するのに助かりました。いろいろなステークホルダーが参加する、こういう場を設けられたことは非常に大きな一歩かと思います。ありがとうございました。
・一般参加者もトークセッションゲストも学生もそれぞれ、自分の意見を言う交流する時間があり非常に良かった。
・都市近郊の自治体として、多くのヒントをいただきました。農住混在を、農住益在、農住協在に変えていきたいと思います。
・ポスターセッションが素晴らしかった(調査・研究の視点、アウトプット、見やすさ等)。ここから新しい取り組みが生まれていく期待感がありました。ありがとうございました。
・都市農業に関する様々な研究について知ることができ、農業者としてとても興味深かった。特に、農地の多面的機能が評価されてきたことにより、都市の農地周辺の地価がこれから上がるかもしれないというのはかなり驚いた。
・都市農家が一般的に使用していた都市農業という単語と、海外での都市農業(Urban Agriculture)の域の違いを感じたとともに、多面的機能を有するという意味で、海外の意味の意義の大切さに気づかされた。
・大学、行政、NPO、農家、企業などが集まり、とても幅広い議論を伺うことができ貴重でした。農家の方々が守り育ててきた都市の農をいかに継ぎ、拡げていけるか。今後とも、このような場が必要だと感じました。
【12月3日】
・駅からほんとうに近くに農があること、その有機的なつながりを感じることができました。
・天気にも恵まれて、とても楽しく出来ました。国分寺の農を組み込んだまちづくりの考え方が素晴らしい。どこの都市でも、民・市・農・商etcの連携があると良い。
・住宅地の中に美しい生産緑地と販売所が一体として存在し溶け込んでいることに驚きました。
・都市農業を実際に行っている方からお話を聞くことができ、農業に関わる、可能性や課題を実感することができました。
・Fabulous!We saw many different forms methods of growing food. I got a much better understanding of the history of urban ag initiatives and the policy context.
・重要なトピックに対して、ファシリテータと参加者から多面的なコメントをもらい、良い刺激と勉強になりました。
・多様な人材を集めたワークショップはとても有意義でした。あらためて、都市農業・農地の将来の可能性を感じる事が出来ました。
・農家、行政、大学、企業、普段顔を合わせないメンバーによる創造的な議論でした。
・農地の価値を良い意味で揺さぶられる2日間でした。
・環境がすばらしかった。活発な議論をするには、環境が大事と学んだ。有意義な時間を過ごせました。。
・Interesting – great ideas!
・lots of good ideas, more synthesis action plans would be useful.
・From the workshop, various perspectives and opinions were able to be communicated among stakeholders. It was a great learning experience and I hope there will be more opportunities like this.