あけましておめでとうございます。 本年も、みなさまにとって素晴らしい一年でありますよう、お祈りいたします。
昨年は、久しぶりに海外へ足を運び、バンクーバー、ニューヨーク、ソウルへ訪れました。 どの都市もコロナ禍を経て、都市再生に「みどりの力=グリーンインフラ」を活かそうと、官民連携の取組みが進んでいました。
都市のみどりを繋ぐ大きな緑化計画から、公園や街角での小さな取組みまで、みどりを媒介にまちを「リジェネラティブ(Regenerative)」(再生)するムーブメントをひしひし感じることができました。 日本でも、環境省による「自然共生サイト」の認定が始まりました。
今年度前期の認定では122サイトのうち、東京都は都道府県では一番多い16サイトが認定されました。GCTがサポートさせていただいている国分寺崖線上流部においても、 企業と大学の2サイトが認定されました。https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/nintei/index.html
世界的な「ネイチャーポジティブ」の波に乗り、都市の自然環境が見直され、自然と共にある暮らしが日常となりつつあります。 東京にいまある「みどり」の価値をより多くの人が体感できるよう、そして新しい「みどり」を増やしていけるよう、GCTでは今年もみなさんと共に尽力してまいります。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
▶なお、2022年度のアニューアルレポートができましたので、ぜひご覧ください。 https://green-connection.tokyo/PDF/GCTAnnualReport2022.pdf
—————————————————————————————————————————————–
賀状の写真は、グランベリーパークのナチュラリスティックガーデンです。
デザイン・植栽管理を平工詠子さんが監修されています。 都会生活の中でも、こんな場所が身近にあれば、いつでも心身のリズムが取り戻せそうですね!
*ナチュラリスティックガーデンとは(WEBサイトより):自然の風景をお手本に、植物の美しさと自然のライフサイクルを取り入れた多年草の植栽帯です。花が咲いている時だけではなく、1年を通して草花のドラマチックな色や形の組み合わせを楽しむことができます。https://gbp.minamimachida-grandberrypark.com/service/nature.php